こんにちは、松川や下伊那郡をはじめとした長野県などの各地域で建設関連の足場鳶を承っている株式会社RIDE・ONです。
就職・転職活動をする方にとって気になるのが、「採用時に必須の資格があるのか否か」という点ではないでしょうか？
そこで今回は、『とび職にチャレンジするときの必須資格はある？』というテーマを取り上げましょう。
とび職関連の資格って？
まずはとび職に必要な資格についてご紹介します。
玉掛け
「玉掛け」とは部材などをクレーンで吊る際に、ワイヤーロープを掛ける玉掛けの作業とワイヤーロープを外す玉外しの作業を行うための資格です。
「玉掛け」には、「玉掛け技能講習」と「玉掛け特別教育」の二種類があります。
両者の違いはクレーンの能力であり、「玉掛け技能講習」は１ｔ以上、「玉掛け特別教育」は１ｔ未満のクレーンにつき、玉掛けの作業が可能です。
１ｔ未満のクレーンを使用することはあまりないため、「玉掛け技能講習」の修了者を「玉掛け」の有資格者とするのが一般的です。
足場の組立て等の業務・特別教育
足場の組立て、解体、変更の作業に従事する者全員に対して義務付けられているのが、「足場の組立て等の業務・特別教育」です。
足場の設置時の安全確保はもちろんのこと、足場自体の安全性を担保するために必要であるという考えから、近年、義務付けられました。
従来からある「足場の組立て等作業主任者・技能講習」とは別物です。
足場の組立て等作業主任者・技能講習
吊り足場（ゴンドラの吊り足場を除く）、張り出し足場、高さ５ｍ以上の足場組立て、解体などの作業主任責任者となれる資格です。
資格取得のタイミングって？
ここまでとび職関連の資格についてご紹介してきましたが、肝心の資格取得のタイミングはいつなのでしょうか。
「玉掛け」、「足場の組立て等の業務・特別教育」に関しては、とび職に従事したことのある方であればすでに修了していると思いますが、まったくの未経験者の場合であれば、採用後に講習や特別教育を受けることが可能です。
ですからとび職を目指したいという未経験者の方であれば、まずは入社して仕事を覚えながら、資格取得を目指すという方法をおすすめします。
ここまで、『とび職にチャレンジするときの必須資格はある？』というテーマを取り上げました。
求職者の方のご参考になれば幸いです。
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